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100%GPLとは?WordPressテーマおすすめ9選【ライセンス】

この記事では、GPLに100%準拠したおすすめのWordPressテーマ(デザインテンプレート)を、人気ランキング順でご紹介します。

WordPress(ワードプレス)はコア(本体)がGPLですが、テーマによってはGPLに準拠していません。

100% GPLとスプリットライセンスの違いも説明します。

suya

GPLはOSS(オープンソースソフトウェア)のライセンスです。

なるほどくん

なるほど!再配布も可能ですね。

この記事でできること
  • GPL準拠のWordPressテーマのおすすめがわかる
  • GPLとスプリットライセンスの違いがわかる
  • WordPressテーマの人気ランキングがわかる
この記事を書いた人

suya @suyasite

この記事を最後まで読めば、GPL対応のワードプレステーマが見つかります。

ぜひ最後まで進めてみてください。

目次

GPLとは

GPL(GNU General Public License)とは、ソフトウェアのためのライセンス形態の一種です。

Free Software Foundation(FSF)が公開しているもので、フリーソフトやオープンソースソフトウェア(OSS)で使用されます。

ソースコードの公開再配布を前提としており、それを改変した場合(派生物)もGPLが適用されます。

スクロールできます
ライセンスタイプ著作権表示ソースコード公開再配布
BSD必要不要不要Apache、MIT
MPL必要必要不要Mozilla、Eclipse
GPL必要必要必要Linux、GCC

なお、再配布には販売も含まれます。

WordPressはGPLに準拠

圧倒的なシェアを誇るCMSであるWordPress(ワードプレス)も「GPL v2 or later」に準拠しています。

このため、WordPressのテーマやプラグインなどの派生物もGPLに準拠する必要があります。

これをコピーレフト(copyleft)と呼びます。

100% GPLとは

WordPressはPHPなどのソースコードで成り立っており、それに対してGPLが適用されます。

そのため、JavaScript、CSS、画像、音声ファイル、アイコン、フォントなどの一部はGPLの対象外となる場合があります。

ただし、テーマやプラグインを提供する際に、それらも含めてGPLに準拠することができます。

このように、すべてのファイル・アセットがGPL互換であることを100% GPLと呼びます。

スプリットライセンスとは

100% GPLに対して、JavaScript、CSS、画像、音声ファイル、アイコン、フォントなどの一部をGPL対象外とするのがスプリットライセンスです。

スプリットライセンス自体は法律的に問題ないとされていますが、オープンソースソフトウェア(OSS)の精神・理念に反する部分があります。

WordPressコミュニティで活躍しているのはボランティアの方々で、その恩恵を受けながらも自らの権利を主張しているためです。

そのため、WordPressコミュニティへの参加などには100% GPL(GPL互換)が求められています。

Web制作には100% GPLを選ぶべき

テーマやプラグインの再配布が禁止されている場合、顧客ごとに購入する必要があります。

その点、100% GPLのテーマやプラグインであれば、ある程度自由に顧客向けに利用できます。

スプリットライセンスは顧客向けに利用できるかわからないため、利用規約を正確に読み取る必要が出てきます。

その点、100% GPLのテーマを利用すればライセンスについて気にする必要がなくなります

100% GPL
スプリットライセンス
  • 顧客に再配布可能
  • アップデートは要確認
  • サポートは要確認
  • 顧客に再配布可否は規約次第
  • アップデートは要確認
  • サポートは要確認

GPLの適用はあくまでソフトウェアなので、アップデートやサポートが受けられるかは確認が必要です。

  • 100% GPLでも、アップデートにライセンスキー認証が必要なテーマ・プラグインはあります。
  • 100% GPLでも、サポートが有料のテーマ・プラグインはあります。

利用規約をよく読んで確認する

利用規約にはGPL準拠と書いてあっても、100% GPLではない場合が意外にあります。

  • 購入者のみ利用可能な場合・再配布を制限している場合(
  • テーマは100% GPLでもプラグインが100% GPLではない場合(

GPL準拠を謳っていても100% GPLではないテーマやプラグインに注意しましょう。

以下のテーマは、100% GPLではなくスプリットライセンスと明示されています。

スプリットライセンスのWordPressテーマ一覧

100% GPL準拠のワードプレステーマのおすすめ比較

最初に、100% GPL準拠のWordPressテーマの違いを比較しておきましょう。

WordPressテーマの人気ランキングの順番で並べています。

  • テーマのバージョン違いは合計しています。
スクロールできます
商品分類値段
(税込)
複数
サイト
ブロック
エディタ
利用規約おすすめ度

ブログ
企業サイト
一括17,600円100% GPL
4.5

ブログ無料100% GPL
3.5

企業サイト年間9,900円
(サブスク)
100% GPL
4.5

企業サイト年間16,500円
(サブスク)
100% GPL
4

企業サイトプラグイン
年間6,600円
(サブスク)
100% GPL
3.5

企業サイトプラグイン
一括8,800円
100% GPL
3.5

ブログ年間7,800円
(サブスク)
100% GPL
3

ブログ
企業サイト
一括17,800円100% GPL
3

企業サイト一括11,000円100% GPL
3.5
WordPress有料テーマの比較

WordPressテーマの選び方

ブロックエディタ非対応のテーマはおすすめしない

クラシックエディタは、2024年に廃止が予定されています。

今始めるなら、廃止予定のクラシックエディタ(Classic Editor)ではなく、ブロックエディタ対応のテーマを選びましょう。

ブロックエディタ非対応のWordPressテーマ一覧

逆に言うと、これらのテーマがおすすめされている記事は情報が古い場合があります。

迷ったら人気のテーマから選ぶ

日本のWordPressテーマのシェア率の円グラフ(2024年1月)
引用元:【2024年】WordPressテーマ人気シェアランキング

WordPressテーマ・プラグイン・サーバーなどの情報を調べることができるツール「WP-Search」のデータが参考になります。

実際のサイトに使われているWordPressサイトの数が元になっているので、リアルな人気度がわかります。

テーマ選びに迷ったら、シェアに基づく人気ランキング順で選びましょう。

100% GPLのワードプレステーマ一覧(日本語)

ここでは、100% GPLを採用したに対応した日本語テーマを、WP-Searchの人気順(執筆時点)で掲載します。

  • テーマのバージョン違いは合計しています。

SWELL

公式サイトSWELL公式サイト
販売価格一括17,600円(税込)
販売形態買い切り(維持費はかかりません)
ダウンロード場所公式サイト・
支払い方法クレジットカードのみ
複数サイト◯(使い回し可能)
ライセンス形態100% GPL
アップデートメールアドレスでユーザー認証が必要
サポート会員制フォーラム
提供元株式会社LOOS
参考:SWELL製品情報

(スウェル)はおしゃれなサイト型デザインが簡単にできるため、個人ブログだけでなく企業サイト(コーポレートサイト)にも多く利用されています。

ブロックエディターの使いやすさの評判もよく、トップページだけでなく記事ページもおしゃれになります。

他テーマから移行(乗り換え)プラグインも準備されているので、すでにブログ・サイトを始めている人にもおすすめです。

SEO対策に重要なページスピードも高速で、シェアだけでなく表示速度ランキングでもNo1になっています。

SWELLの注意点

は100% GPLで、Web制作事業者による代理購入も可能になっています。

代理購入を行わない場合は、テーマを更新(アップデート)できる環境を維持する必要があります。

SWELLを使ったサイト事例

SWELLを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Cocoon

公式サイトCocoon公式サイト
販売価格無料
販売形態
ダウンロード場所公式サイト・
支払い方法
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデート通常アップデート
サポート会員制フォーラム
提供元エックスサーバー
参考:Cocoon公式サイト

(コクーン)は高機能なのに無料で利用できる人気テーマで、ブログで利用されていることが多いです。

アフィリエイト機能が充実しているため、ブログアフィリエイトに使用されることがとても多いテーマです。

デザインは多くのスキンから着せ替えることができ、人気があるためカスタマイズ情報が多いのも特徴です。

Cocoonの注意点

全機能が完全無料で使えるため、費用面で注意すべき点はありません。

  • 以前は寄付者限定機能がありましたが、現在は廃止されています。

ライセンスの観点でも、100% GPLでそもそも無料テーマなので注意点は特にありません。

Cocoonを使ったサイト事例

Cocoonを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Lightning

公式サイトLightning公式サイト
販売価格無料テーマ/有料プラグイン
販売形態サブスク(維持費がかかります)
ダウンロード場所公式サイト・
支払い方法クレジットカード・PayPal
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデートライセンスキーが必要
サポート会員制フォーラム
提供元株式会社ベクトル
参考:Lightning公式サイト

(ライトニング)はプレーンなデザインで、主に企業サイト(コーポレートサイト)や店舗・施設サイト向けに多く利用されています。

どちらかというとWeb制作向けなので、カスタマイズ前提のテーマです。

自分でカスタマイズできない場合は、などでプロに依頼しましょう。

Lightningの注意点

テーマ自体は無料で使えますが、一部の機能は有料プラグイン「」を年契約する必要があります。

現在は、「」として販売されています。

以前販売されていた有料版テーマ「」は販売が終了して、「」に移行しています。

ソフトウェアは100% GPLで提供されていますが、アップデートやサポートにはライセンス認証が必要です。

ライセンスキーはGPLではありませんので、再配布は不可となります。

Lightningを使ったサイト事例

Lightningを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Snow Monkey

公式サイトSnow Monkey公式サイト
販売価格年間16,500円(税込)
販売形態サブスク(維持費がかかります)
ダウンロード場所公式サイト・
支払い方法クレジットカードのみ
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデート通常アップデート
サポート会員制フォーラム
提供元株式会社モンキーレンチ
参考:Snow Monkey公式サイト

(スノーモンキー)はプレーンなデザインで、企業サイト(コーポレートサイト)や店舗・施設サイトだけでなくブログやメディアにも利用されています。

同じ開発者が開発しているプラグイン「Snow Monkey Forms」、「MW WP Form」なども人気です。

どちらかというとWeb制作向けなので、カスタマイズ前提のテーマです。

自分でカスタマイズできない場合は、などでプロに依頼しましょう。

Snow Monkeyの注意点

のライセンスには、スタンダード版とプロ版があります。

bbPress対応、アーカイブページの固定ページ編集、フッター固定ボタン、メガメニューなどの機能を使いたい場合は、個別に購入するか、プロ版が必要となります。

ソフトウェアは100% GPLで提供されていますが、サポートにはサブスク契約が必要です。

なお、アップデートはサブスク契約を終了しても可能です。

Snow Monkeyを使ったサイト事例

Snow Monkeyを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Arkhe

公式サイトArkhe公式サイト
販売価格無料テーマ/有料プラグイン
販売形態サブスク(維持費がかかります)
ダウンロード場所公式サイトのみ
支払い方法クレジットカード
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデートライセンス認証が必要
サポート会員制フォーラム
提供元株式会社LOOS
参考:Arkhe公式サイト

(アルケー)はシンプルなデザインで、企業サイト(コーポレートサイト)や店舗・施設サイト、個人ブログやメディアなどで利用されています。

ブログ向け有料テーマと同じ開発者なので、使い勝手もかなり近いです。

SWELL自体がコーポレートサイトなどのWeb制作にも使用されますが、Arkheにはブロックパターンなどの機能があります。

Arkheの注意点

Arkheはテーマ自体は無料ですが、装飾ブロックの拡張や高速化機能などは有料プラグインとして提供されています。

高速化したり、おしゃれなブロックを使いたい場合は、実質有料になります。

有料プラグインも100% GPLのため、顧客向けに再配布も可能です。

ただし、アップデートやサポートを受けるにはWeb制作ライセンスキーが必要になります。

ライセンスキーはGPLではありませんので、再配布は不可となります。

Arkheを使ったサイト事例

Arkheを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

yStandard

公式サイトyStandard公式サイト
販売価格無料テーマ/有料プラグイン
販売形態買い切り(維持費はかかりません)
ダウンロード場所公式サイトのみ
支払い方法クレジットカード
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデート通常アップデート
サポートSlack
提供元
参考:yStandard公式サイト

(ワイスタンダード)はプレーンなデザインで、企業サイト(コーポレートサイト)や店舗・施設サイト、個人ブログやメディアなどで利用されています。

yStandardの注意点

yStandardはテーマ自体は無料ですが、コピーライトや提供元の表記変更、見出しデザインの拡張などは有料プラグインとして提供されています。

コピーライト表記を修正したり、おしゃれな見出しデザインを使いたい場合は、実質有料になります。

有料プラグインも100% GPLのため、顧客向けに再配布も可能です。

ただし、サポートを受けるためには、ユーザーごとに購入する必要があります。

yStandardを使ったサイト事例

yStandardを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

THE SONIC

公式サイトTHE SONIC公式サイト
ConoHa WINGのTHE SONIC紹介サイト
販売価格年間7,800円(税込)
販売形態サブスク(維持費がかかります)
ダウンロード場所公式サイト
ConoHa WING
支払い方法クレジットカード・PayPalなど
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデートライセンス認証が必要
サポートメールフォーム
提供元THE SONIC OFFICIAL
参考:THE SONIC公式サイト

(ザ・ソニック)はおしゃれなデザインで、主に個人ブログで利用されています。

アフィリエイターが開発しているため、収益化のための機能が豊富です。

THE SONICの注意点

ソフトウェアは100% GPLで提供されていますが、アップデートやサポートにはライセンス認証が必要です。

ライセンスキーはGPLではありませんので、再配布は不可となります。

買い切りではなくサブスク契約になるため、毎月or毎年費用がかかって割高になりやすいです。

THE SONICを使ったサイト事例

THE SONICを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Nishiki Pro

公式サイトNishiki Pro公式サイト
販売価格初めての購入:17,800円(税込)
2 回目以降の購入:14,240円(税込) ※20%OFF
販売形態買い切り(維持費はかかりません)
ダウンロード場所公式サイトのみ
支払い方法PayPal(クレジットカード・銀行口座)
複数サイト×(1サイト1ライセンス)
ライセンス形態100% GPL
アップデートライセンスキーの認証(製品登録)が必要
サポート会員制フォーラム(Discord)
提供元株式会社 AnimaGate
参考:Nishiki Pro公式サイト

(ニシキ プロ)はおしゃれなデザインで、ブログだけでなくコーポレートサイト(企業サイト)などでも利用されています。

ブロックエディタ完全対応で、絞り込み検索機能まで付いている高機能テーマです。

絞り込み検索機能については、ブロググでの使用例が参考になります。

Nishiki Proの注意点

他テーマとは違って、は複数サイトで使い回すことができません

ライセンスを購入して1サイト1ライセンスの認証が必要になります。

その代わり、2回目以降の購入は20%割引があります。

ソフトウェアは100% GPLで提供されていますが、アップデートやサポートにはライセンス認証が必要です。

ライセンスキーはGPLではありませんので、再配布は不可となります。

Nishiki Proを使ったサイト事例

Nishiki Proを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

Katawara

公式サイトKatawara公式サイト
販売価格一括11,000円(税込)
販売形態買い切り(維持費はかかりません)
ダウンロード場所公式サイトのみ
支払い方法クレジットカード・PayPal
複数サイト◯(使い回し可)
ライセンス形態100% GPL
アップデート通常アップデート
サポート会員制フォーラム
提供元株式会社ベクトル
参考:Katawara公式サイト

(カタワラ)はおしゃれなデザインで、コーポレートサイト(企業サイト)で多く利用されています。

と違って買い切りのライセンスになっています。

Katawaraの注意点

ソフトウェアは100% GPLで提供されていますが、アップデートやサポートにはライセンス認証が必要です。

ライセンスキーはGPLではありませんので、再配布は不可となります。

Katawaraを使ったサイト事例

Katawaraを使ったサイト例を見たい場合は、以下を参考にしてください。

WordPressを始める

テーマが決まったら、WordPressを始めてみましょう。

レンタルサーバーの契約がまだの場合は、まずレンタルサーバーから始めます。

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この記事のまとめ

100% GPLを採用したワードプレステーマについて見てきました。

テーマ選びに迷ったら、事例集と合わせてWordPressテーマの人気ランキングが参考になります。

それぞれ注意点もありますので参考にしてください。

なるほどくん

よくわかりました。

WordPressテーマのシェアに基づく人気ランキングは、以下をご覧ください。

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