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JIN:RとSWELLの完全比較ガイド【使ってわかった違い】

この記事では、WordPressの新テーマ「JIN:R(ジン アール)」と「SWELL(スウェル)」の機能を、わかりやすくまとめてご紹介します。

JIN Rは発売開始直後ですが、デザインの美しさが評判です。SWELLとどっちがよいか気になる人も多いでしょう。

WordPress(ワードプレス)のデザインテーマを後から移行するのは大変なので、ざっくり機能を比較しておきましょう。

suya

大きな違いは冒頭にまとめました。

なるほどくん

なるほど!早速見てみます。

この記事でできること
  • JIN:RSWELLざっくりとした違いがわかる
  • JIN:RSWELL機能単位の詳細な比較がわかる
この記事を書いた人

suya @suyasite

この記事を最後まで読めば、WordPressの人気テーマ「JINR(ジンアール)」と「SWELL(スウェル)」の違いがわかります。

ぜひ最後まで進めてみてください。

\ かわいいも、おしゃれも /

評判レビュー購入方法

目次

JIN:R と SWELL の製品情報を比較

JIN:RSWELLを比較する前に、販売価格やライセンスなどの製品情報を確認しておきましょう。

比較項目JIN:RSWELL
公式サイトhttps://jinr.jp/https://swell-theme.com/
販売価格19,800円(税込)17,600円(税込)
ダウンロード公式サイト公式サイト
販売形態買い切り買い切り
複数サイト使い回し可能使い回し可能
ライセンス形態スプリットライセンス100% GPL
サポート公式フォーラム公式フォーラム
発売時期2022年11月2019年3月
事業者株式会社CROOVER株式会社LOOS
  • GPLとは、WordPress本体でも利用されている再配布可能なOSS(オープンソースソフトウェア)のライセンス形態です。
JIN:R
SWELL

どちらもおしゃれなので悩んでしまいますが、どのような違いがあるのでしょうか。

JIN:R と SWELL の違いを比較

JIN:Rはデザインにこだわり

JIN:Rを使ってみた感想としては、管理画面までかわいい&おしゃれで、機能も一定以上準備されていて新テーマとしてはよく作り込まれています。

メインビジュアルの種類は、言葉で説明するだけでなく、画像アイコンでイメージしやすいです。

WordPressテーマ「JIN:R」の外観カスタマイズ(メインビジュアルタイプ)
JIN:Rの外観カスタマイズ画面(メインビジュアルの設定)

サイト全体の印象を決める角の丸みは、4段階から選択可能で、設定画面もおしゃれです。

WordPressテーマ「JIN:R」の角の丸み設定(4段階)
JIN:Rの角の丸み設定画面

ただ、SEO対策(内部リンク、構造化データなど)などの機能には乏しく、JIN:Rザ・ブログ向けテーマといった印象です。

  • ブログパーツ機能がない
  • FAQブロック(構造化データ)がない
  • 商品レビューブロック(構造化データ)がない
  • テーブルブロック拡張がない
  • タグページ・著者ページを編集できない(カテゴリーページは編集できる)
  • など

SWELLは高機能で使いやすい

SWELLは先行テーマだけあって機能が豊富で、なおかつ使いやすさに優れています。

関連記事ブロックは、内部リンクをタイトルで検索でき、外部リンクはアイキャッチ画像やタイトル・ディスクリプションなどを自動取得&キャッシュできます。

WordPressテーマ「SWELL」の関連記事ブロック(内部リンク)
SWELLの関連記事ブロック(内部リンク)

JIN:Rブログカードブロックで、内部リンクをURL貼り付けする必要があり、外部リンクはアイキャッチ画像やタイトルを手動設定する必要があります。

WordPressテーマ「JIN:R」のブログカードブロック
JIN:Rのブログカードブロック

ブログパーツや高機能テーブルなどの豊富な機能で、SWELLブログだけでなくコーポレートサイト(企業サイト)まで使える高機能テーマです。

JIN:R と SWELL の一番の違い

それでは、JIN:RSWELLの一番の違いは何かというと、それは「カスタマイズ性」ではないかと思います。

suya

わかりやすく 7つの例を挙げてみましょう。

1) PCヘッダーデザインの比較

SWELLには、サイト全体のカスタマイズ設定が多く準備されています。

SWELLのヘッダーバー

ヘッダー上には、キャッチフレーズやSNSアイコンを配置できるヘッダーバーがあります。(PCのみ)

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のヘッダーバー
SWELLのヘッダーバー(PCのみ)

SWELLのヘッダー内ウィジェット

SWELLはヘッダー内にウィジェットを配置できるので、お問い合わせボタンなども自由に設置できます。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のヘッダーウィジェット
SWELLのお知らせバー(PC)
suya

SWELLのヘッダーデザインは、公式サイトも参考になります。

\ 使いやすさNo1 /

JIN:Rのヘッダーデザイン

JIN:Rは、そういったカスタマイズ性はないですが、追尾ヘッダーが透過してボケるようなデザインになっています。

薄い水色のカラーと透明なヘッダーが、JIN:Rを透明感のあるデザインに見せています。

ただ、この透過・ボケフィルターも、カスタマイズでON/OFFできないようです。

WordPressテーマ「JIN:R」のヘッダーデザイン
JIN:Rのヘッダーデザイン(PC)
suya

JIN:Rデモサイトもご覧ください。

2) スマホヘッダーデザインの比較

スマホのヘッダーデザインはどうでしょうか。

SWELLのヘッダースライドメニュー

SWELLは、ヘッダーメニューをスライド表示することができます。(スマホのみ)

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のヘッダースライドメニュー(SP)
SWELLのヘッダースライドメニュー(SP)

メニューの数を気にする必要がないので、運用しやすい作りです。

JIN:Rのスマホアイコンメニュー

JIN:Rは、アイコンを使ったスマホアイコンメニューを表示することができます。(スマホのみ)

WordPressテーマ「JIN:R」のスマホアイコンメニュー(SP)
SWELLのスマホアイコンメニュー(SP)

最大4つまでとカスタマイズに制限がありますが、デザイン性を意識していることがわかります。

suya

JIN:Rデザイン重視SWELL使いやすさ重視ですね。

3) 記事の共通デザインの比較

SNSや内部リンク・外部リンクなどの記事の共通デザインについても見ていきましょう。

SNSシェアボタン

SWELLは、SNSシェアボタンを記事の上下に表示や左側に固定表示など複数設定できます。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」の投稿記事PCデザイン(デフォルト)
SWELLのSNSシェアボタン(画面左)

JIN:Rは、デザイン性の観点から記事上には表示できず、記事下のみにあえてカスタマイズ性を制限しているようです。(固定表示もできません。)

WordPressテーマ「JIN:R」のSNSシェアボタン
JIN:RのSNSシェアボタン

SNSアクションエリア

記事下にSNSフォローやいいねなどを促すエリアもJIN:Rにはありません。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のSNSアクションエリア
SWELLの記事下SNSアクションエリア

目次ボタン

「Rich Table of Contents」には目次に戻るボタンはありますが、SWLLのように目次をその場でポップアップ表示する目次ボタンWordPressテーマ「SWELL(スウェル)」の目次ボタンはありません。

WordPressテーマ「JIN:R」の目次に戻るボタン(Rich Table of Contents)
JIN:Rの目次へ戻るボタン(画面左下)
WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」の投稿記事SPデザイン(目次ポップアップ)
SWELLの目次ポップアップ表示(SP)

フッター固定リンク

JIN:Rにはスマホ固定フッターメニューはありませんが、主に広告などを配置できるコンバージョンボタンを配置できます。

ただし、細かい設定変更などはできません。

SWELLには複数の内部リンクを設置できる固定フッターメニューがあります。

グローバルメニューのように、アイコンやリンク先を変更できます。

WordPressテーマ「JIN:R」のスマホフッターCTA
JIN:Rのスマホコンバージョンボタン(SP)
WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のスマホ固定フッター
SWELLの目次ポップアップ表示(SP)
suya

SWELL使いやすさ・SEO重視ですが、JIN:Rデザイン性・コンバージョン重視です。

4) 記事デザイン・装飾ブロックの比較

記事デザインのブロックエディタでは、SWELLのカスタマイズ性がJIN:Rを圧倒しています。

新テーマであるJIN:Rもかなり作り込まれていますが、SWELLのブロックエディタは他に差をつけています。

構造化データ

JIN:Rは、強調スニペット(リッチリザルト)の構造化データ(JSON-LD)の出力に対応したブロックはありません

SWELLは、Googleなどの検索結果画面の強調スニペット(リッチリザルト)の構造化データ(JSON-LD)に対応したFAQブロック商品レビューブロックが準備されています。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のFAQ構造化データ
SWELLのFAQ構造化データのGoogle検索結果画面表示
WordPress有料テーマ「SWELL(スウェル)」
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ブロックエディタが使いやすく、ライティングが早くなる・楽しくなる
  • おしゃれなデザインで、サイト型トップページも簡単
  • 記事装飾が簡単・豊富で、設定だけでカスタマイズできる
  • 表示速度の速さも、読みやすいデザインもユーザーフレンドリー
  • 乗り換えプラグインでテーマ移行が簡単で、なぜかPV数・クリック率・検索順位(SEO)が改善する
デメリット
  • カスタマイズが楽しくなって記事が書けない・時間が溶ける
  • SWELLに依存してしまう(甘えてしまう)
  • WordPress本体の機能まではわかりやすくならない
  • 設定場所や名称・用語がわからない
  • アップデートでどんどん進化するので付いていくのが大変

テーブルブロック

JIN:Rは、標準のテーブルブロックに機能拡張などはされていません

SWELLは、標準のテーブルブロックに横スクロール表示ができるなどの機能拡張がされています。

さらに、インライン画像、インラインボタン、セル背景、セル背景アイコンなどと組み合わせて、かなりリッチな比較表や料金表などを作成することができます。

たとえば、以下のようなテーブルを1クリックで呼び出せます。

スクロールできます

商品A

商品B

商品C
機能A少し古い普通最新機能
機能B非対応制限付き使用可
性能A200[単位]500[単位]1000[単位]
性能B500[単位]1000[単位]800[単位]
デザイン普通良い微妙
価格5,000円10,000円15,000円
購入する購入する購入する
各製品の比較
スクロールできます
商品特徴価格評価

商品A
xxxが便利
xxxもできる
xxxはできない
1000円

商品B
xxxが便利
xxxもできる
xxxはできない
1000円

商品C
xxxが便利
xxxもできる
xxxはできない
1000円
各製品の比較

画像ブロック

SWELLは、標準の画像ブロックにさまざまなスタイルを設定できるように機能拡張がされています。

JIN:Rの画像ブロックスタイルは、後述のデザイン見本帳からコピペする必要があります。

以下は、SWELLの画像ブロックによるスタイルです。

JIN:R

ブロックエディタ(Gutenberg)の使い勝手は、SWELLの公式動画が参考になります。

\ 操作画面を動画で確認する /

JIN:Rの装飾ブロックは、以下のデモサイトも参考にご覧ください。

5) JIN:Rのデザイン見本帳

WordPressテーマ「JIN:R」のデザイン見本帳
JIN:Rのデザイン見本帳

SWELLにない機能として、JIN:Rには「デザイン見本帳」というブロックパターン集が準備されています。

ここでコードをコピーしてブロックエディタで貼り付けるだけで、簡単に同じデザインを実現できます。

などでも提供されている機能ですが、SWELLでは提供されていません。

JIN:Rのデザイン見本帳

6) 収益化機能の比較

アドセンスやアフィリエイトなどの収益化機能についてはどうでしょうか。

ボタンブロック

SWELLJIN:Rも、ボタンにアフィリエイトコードを直接貼り付けられるようになっています。

WordPressテーマ「JIN:R」のボタン(アフィリエイトコード)
JIN:Rボタンのコード入力欄
WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のボタン(アフィリエイトコード)
SWELLボタンのコード入力欄

ただし、SWELLボタンのクリック率計測やABテストもできるので、コンバージョン率の改善も簡単です。

SWELLの広告タグ機能

SWELLは、アフィリエイトコードを一元管理・計測できる広告タグ機能やブロックを使いまわせるブログパーツ機能などがあります。

ショートコードで使用することができるので、文中でもウィジェットでもどこでも貼り付けられます。

詳細は公式サイトが詳しいです。

SWELL広告タグ管理機能・広告タグブロックの詳細

SWELLブログパーツ機能の詳細

JIN:Rの広告タグ機能

JIN:Rにも、アフィリエイトコードを一括管理できるアフィリエイトタグ管理画面ができました。(2023/4/22)

ただし、一番使うテキストリンクとしては使用できず、ボタンでのみ利用できるようです

JIN:Rアフィリエイトタグ管理機能の詳細

7) 高速化機能の比較

高速化機能でも、SWELLのカスタマイズ性は高くなっています。

  • 各種キャッシュ機能
  • CSSコードの削減機能
  • JavaScript遅延読み込み機能
  • jQueryを読み込まない設定
  • など

JIN:R高速化設定は1項目しかありません。

WordPressテーマ「JIN:R」のその他の設定(高速化設定)
JIN:Rの高速化設定

JIN:R と SWELL の機能比較一覧

ここからは、詳しい機能を比較した一覧になります。

JIN:Rは発売されたばかりということもあり、今後機能追加が進むことが予想されます。

あくまで現時点での機能比較であることをご留意ください。

メリットだけでなくデメリットもわかるので、コーポレートサイトのテーマ選びなどにも参考になると思います。

suya

個人的に違いが大きいと感じる機能は下線をつけています。

JIN:R と SWELL の機能比較まとめ

最初にざっくりまとめておきます。

1) サイトデザインJIN:R ≠ SWELL
2) ユーザーアクションJIN:R SWELL
3) 共通デザインJIN:R ≠ SWELL
4) 記事デザインJIN:R SWELL
5) サイト収益化JIN:R ≠ SWELL
6) SEOJIN:R SWELL
7) 高速化JIN:R SWELL
8) Web技術JIN:R = SWELL

1) サイトデザイン

JIN:R ≠ SWELL

テンプレート

JIN:RJINからのテーマ乗り換えにのみ対応ですが、SWELLは5種類のテーマからの乗り換えにも対応しています。

JIN:Rは、デザイン見本帳というブロックパターンが準備されており、簡単にコピペできます。

機能JIN:RSWELL
サイト着せ替え◯(プリセット)◯(デモデータ)
テーマ乗り換え(JINのみ)◯(5種類)
ブロックパターン◯(デザイン見本帳)×

トップページ

SWELLは、ヘッダー上下にニュースを流せるお知らせバーを表示できます。

機能JIN:RSWELL
メインビジュアル画像
メインビジュアル動画
記事スライダー/カルーセル(メインビジュアルのみ)◯(記事スライダー)
ピックアップバナー◯(リッチメニュー)◯(ピックアップバナー)
お知らせバー×◯(お知らせバー)

ヘッダー

SWELLは、スマホでヘッダーメニューをスライド表示することができます。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のヘッダースライドメニュー(SP)
SWELLのヘッダースライドメニュー(スマホ)

また、ヘッダー内にウィジェットを配置できるので、ブログパーツを使ってお問い合わせボタンなどを自由に設置できます。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のヘッダー内ウィジェット
SWELLのヘッダー内ウィジェット(PC)

JIN:Rは、スマホでアイコンを使ったヘッダーメニューを表示することができます。

WordPressテーマ「JIN:R」のスマホアイコンメニュー(SP)
SWELLのヘッダースライドメニュー(スマホ)
機能JIN:RSWELL
ヘッダーロゴ配置
ヘッダーバー(PC)×
ヘッダースライドメニュー(SP)×
スマホアイコンメニュー(SP)◯(スマホメニュー)×
ヘッダー追従メニュー
ヘッダー内ウィジェット×

フッター

JIN:Rは、フッターのコピーライトテキストを変更することができません。

自動的にサイト名と年が入るので、変更したい場合は少し困ります。

機能JIN:RSWELL
フッターメニュー
フッターウィジェット
コピーライトテキスト(変更不可)

2) ユーザーアクション

JIN:R < SWELL

SNSシェア

SWELLは、すぐSNSシェアボタンにアクセスできます。(PC)

機能JIN:RSWELL
記事上下に配置(記事下のみ)(投稿のみ)
記事左に固定配置(PC)×

SNSフォロー

JIN:Rは、プロフィールの中でのみSNSフォローボタンを表示できます。

SWELLは、記事下エリアにフォローやいいねなどのSNSアクションを促す要素を表示できます。

WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のSNSアクションエリア
機能JIN:RSWELL
記事下に配置(プロフィール)
ウィジェットで配置(プロフィール)
いいね/フォローエリア×
この記事を書いた人◯(プロフィール)

固定ボタン/メニュー

SWELLは、スマホでもすぐ目次にアクセスできます。

SWELLはスマホの固定フッターにボタンメニューを配置でき、JIN:Rはコンバージョン向けのCTAを配置できます。

機能JIN:RSWELL
ページトップボタン WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」のページトップボタン◯(目次に戻るボタン)
目次ボタン WordPressテーマ「SWELL(スウェル)」の目次ボタン(戻る)
フッター固定メニュー(SP)×
フッター固定CTA(SPのみ)×
  • JIN:Rの目次機能は、同じ開発者の「Rich Table of Contents」プラグインを導入した前提で比較しています。

自動内部リンク

自動内部リンク周りの設定に大きな違いはありません。

機能JIN:RSWELL
関連記事
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カテゴリー別ウィジェット◯(カテゴリ区別)◯(カテゴリー設定)

3) 共通デザイン

JIN:R ≠ SWELL

記事全体

JIN:RはYouTube動画を画面右下に小さくPiP表示できます。

また、「Rich Table of Contents」プラグインを使うと、かなり細かく目次設定を変更できます。

機能JIN:RSWELL
画像内タイトル×◯(コンテンツヘッダー)
画像下タイトル◯(アドバンス)×
YouTubeアイキャッチ
YouTube PiP×
目次表示
目次開閉
外部リンクアイコン××
アバター画像×(プラグイン対応)◯(カスタムアバター)
  • JIN:Rの目次機能は、同じ開発者の「Rich Table of Contents」プラグインを導入した前提で比較しています。
  • アバター画像は、「Gravatar」に登録するか、「One User Avatar」などのプラグインでも可能です。

ウィジェット

SWELLは制限エリアブロックでカテゴリーごとに表示を切り替えることができます。

機能JIN:RSWELL
サイドバー追従
目次サイドバー追従
カテゴリー切替表示◯(カテゴリ区別)◯(制限エリア)
  • JIN:Rの目次機能は、同じ開発者の「Rich Table of Contents」プラグインを導入した前提で比較しています。
  • カテゴリー切替表示は、「Widget Options」などのプラグインでも可能です。

カスタム投稿

SWELLは、初めからLP(ランディングページ)機能が備わっています。

機能JIN:RSWELL
LP×

4) 記事デザイン

JIN:R ≪ SWELL

装飾ブロック

SWELLは、テキストリンクを簡単に設置できるので、記事タイトルを変更してもアンカーテキストのリライトが不要です。

例えば、こんな感じです。

機能JIN:RSWELL
ふきだし
フルワイド
ボックス◯(ボックス)◯(ボックス装飾)
アイコンボックス◯(アイコンボックス)◯(ボックス装飾)
ラベルボックス◯(ボックス)◯(キャプションボックス)
アコーディオン(トグル)
タブ×
カラム拡張(リッチカラム)(アニメーション)
ステップ/タイムライン◯(タイムライン)◯(ステップ)
FAQ×◯(構造化データ対応)
商品レビュー×◯(構造化データ対応)
レビュースター
バナーリンク×
ボタン◯(コード貼付可)◯(コード貼付可)
インラインボタン×
外部リンクカード(自動取得不可)◯(関連記事)
内部リンクカード(検索不可)◯(関連記事)
テキストリンクカード×◯(関連記事)
記事一覧◯(記事リスト)◯(投稿リスト)
RSS拡張×
ボックスメニュー×
説明リスト×
リスト拡張×◯(リスト拡張)
見出し拡張◯(見出しデザイン見出し◯(見出しセクション
画像拡張デザイン見本帳◯(複数デザイン)
カバー拡張×◯(全幅可)
スライダー(記事リストのみ)
テーブル(表)拡張×(標準のみ)◯(高機能)
コードハイライト◯(コード)◯(Highlighting Code Block)
ふりがな(ルビ)×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)
  • SWELLのコードハイライトは、同じ開発者の「Highlighting Code Block」プラグインを導入した前提で比較しています。
  • ふりがな(ルビ)は、「WP-Yomigana」などのプラグインでも可能です。

ブロックエディタ(Gutenberg)の使い勝手は、SWELLの公式動画が参考になります。

\ 操作画面を動画で確認する /

ブロック制御

SWELLは、カテゴリーページやタグページ、ウィジェットをブロックエディタで編集できるブログパーツ機能がかなり便利です。

JIN:Rは、カテゴリーページを固定ページとして編集できる機能やカテゴリーごとにウィジェットを切り替えられるカテゴリ区別ブロックなどがあります。

機能JIN:RSWELL
ブロック余白設定
デバイス制限(PC/SPのみ表示)
PC/SPだけ改行×
ログイン制限(限定コンテンツ)×
表示期間制限×
ページ制限(カテゴリー等)(カテゴリー・ウィジェットのみ)
カテゴリーページ編集◯(固定ページ)◯(ブログパーツ)
タグページ編集×◯(ブログパーツ)
著者ページ編集×◯(ブログパーツ)
ウィジェット編集(ブロックウィジェット)◯(ブログパーツ)
カスタムCSS
カスタムJS×

5) サイト収益化

JIN:R ≠ SWELL

計測

SWELLは、テーマ機能だけでボタンクリック率の計測やABテストが可能です。

機能JIN:RSWELL
記事一覧PV表示×
アクセス解析×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)
アナリティクス連携
サーチコンソール連携
タグマネージャー連携×(コード貼付)×(コード貼付)
ボタンクリック率計測×
ボタンABテスト×

通常ボタンクリック率の計測やABテストを行うには、Google アナリティクスなどで面倒な設定が必要になります。

広告

SWELLは、アドセンス広告だけでなく、アフィリエイト広告のタグを一括管理できる上、クリック率などの計測が可能です。

JIN:Rは、アドセンス広告に加えてアフィリエイト広告のタグを一括管理できる機能が追加されました。

一方で、利用できるのはボタンだけで、30個までしか登録できません

機能JIN:RSWELL
アドセンス広告管理
インフィード広告×
Multiplex広告◯(広告タグ)
アフィリエイトタグ管理(ボタンのみ)◯(広告タグ)
アフィリエイトタグ計測×◯(広告タグ)
アフィリエイトタグ貼付ボタン化
アフィリエイトタグ貼付リンク化××
物販リンクカード×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)

物販リンクカードを利用する場合は、ECプラグインを導入します。

有料記事

JIN:Rには、有料記事を販売できる機能があります。

ただし、Stripeと連携したり、特定商取引法に関する表記を公開するなど、やらないといけないことが多くあるので注意してください。

機能JIN:RSWELL
有料記事×

6) SEO

JIN:R < SWELL

SEO

JIN:Rは、リッチリザルト(強調スニペット)に必要となるFAQや商品レビューの構造化データに対応していません。

機能JIN:RSWELL
パンくずリスト(フッターのみ)
メタディスクリプション
noindex
nofollow×
canonical
記事構造化データ◯(JSON-LD)◯(JSON-LD)
パンくずリスト構造化データ◯(JSON-LD)◯(JSON-LD)
FAQ構造化データ×◯(JSON-LD)
商品レビュー構造化データ×◯(JSON-LD)
  • SWELLのSEO機能は、同じ開発者の「SEO SIMPLE PACK」プラグインを導入した前提で比較しています。

SEO(検索エンジン最適化)には多くの要因が関わるため、どちらが優れているか単純に結論づけることはできません。

上記のSEO機能自体は、SEOに関わる要素のあくまで一部です。

画像

画像周りの設定に大きな違いはありません。

機能JIN:RSWELL
NO IMAGE画像
OGP画像
Twitter画像サイズ変更×

画像の圧縮や「.webp」化などは、別途プラグインを利用しましょう。

7) 高速化

JIN:R < SWELL

高速化

SWELLは、jQueryライブラリの読み込みを停止することができます。

また、AnalyticsやAdsenseなどの外部スクリプトの遅延読み込みが可能です。

さらに、キャッシュプラグインを導入しなくても、テーマ標準で多くの高速化機能に対応しています。

機能JIN:RSWELL
ブラウザキャッシュ×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)
HTML圧縮/キャッシュ×(プラグイン対応)
CSS圧縮/キャッシュ×(プラグイン対応)◯(プラグイン不要)
CSSインライン読み込み×(プラグイン対応)
必要なCSSのみ読み込み×
ページキャッシュ×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)
ページ事前読み込み(Prefetch)×(プラグイン対応)
記事下コンテンツ遅延読込×(プラグイン対応)
画像遅延読込(Lazy Load)×(プラグイン対応)
JavaScript遅延読み込み×
jQueryを読み込まない×
外部アイコンフォントを読み込まない
絵文字用スクリプトを読み込まない
  • キャッシュ機能を利用する場合はキャッシュプラグインを導入します。
  • CSS圧縮/キャッシュは、キャッシュプラグイン以外にも「Autoptimize」などのプラグインでも可能です。
  • ブラウザキャッシュは、などのサーバー機能としても提供されていることがあります。
  • キャッシュプラグインは初心者向けではありません。よくわからないまま導入しないようにしましょう。
  • 画像遅延読込(Lazy Load)は、WordPress本体でも一部対応しています。
  • SWELLは、「Font Awesome」も外部ファイルを読み込まずに使用することができます。
  • JIN:Rは、デフォルトで英語フォントを読み込む設定になっているため注意が必要です。

キャッシュプラグイン(高速化プラグイン)としては、以下のようなものがあります。

高速化(ページ表示速度)はコンテンツ次第なので、数字だけの比較はあまり参考になりません

  • 別のテーマを同じ条件で計測したとしても、有利不利が生まれるためあまり意味がありません。
  • あなたのサイト設定や記事コンテンツの作り次第では、数値は全く異なるものになります。

8) Web技術

JIN:R = SWELL

Web技術

Web技術の対応状況に大きな違いはありません。

機能JIN:RSWELL
AMP×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)
PWA×(プラグイン対応)×(プラグイン対応)

どちらも技術的な知識がある程度必要になります。よくわからないまま使用しないようにしましょう。

  • AMPは高速化に寄与しますが、ユーザー体験が悪化する場合もあり、ほとんど利用されなくなってきています。

JIN:R と SWELL の総評

JIN:Rは発売間もないため機能不足感が否めませんが、かわいい&おしゃれなデザインで最低限の機能をよくまとめてきたという印象です。

SWELLは多機能なのにシンプルで使いやすいのが特徴ですが、デザイン性にも優れ、デフォルトでも高速化SEO対策がやりやすいです。

suya

現時点ではSWELLがおすすめではありますが、JIN:Rは今後の機能拡張に期待します。

JIN:R の今後

JIN:Rのクラシックエディタ対応

今回、クラシックエディター対応はJINブロックエディター対応はJIN:Rと完全に住み分けられました。

そのため、JIN:Rがクラシックエディタに対応する予定はありません

クラシックエディタは現在のところ2024年までサポートを予定されていますが、ブロックエディタに完全移行の予定があります。

現在購入するならJINではなくJIN:Rがおすすめです。

JIN:Rの機能拡張

Twitterやフォーラムの情報から、JIN:Rで今後の機能拡張されるかもしれないものをまとめておきます。

正式なものではありませんので、あくまで参考情報としてご覧ください。

  • 不具合関連を改善予定
  • トップに戻るボタンの実装は検討中
  • 前の記事、次の記事ボタンは実装未定
  • テーブルブロックに横スクロール機能は「Flexible Table Block」を推奨
  • Table of Contents Plus」のデザインCSS対応予定はなし(Rich Table of Contentsに集約)

JIN:R と SWELL のサイト事例

実際のデザイン事例を確認したい場合は、サイト事例集をチェックしてみましょう。

WP-Search」なら、気になるサイト・ブログのテーマやプラグインをもっと調べることもできます。

この記事のまとめ

WordPressの人気テーマ「」と「」の機能比較を見てきました。

テーマ選びの参考になれば幸いです。

なるほどくん

使い勝手が想像できました。

よくある質問(FAQ)

JIN:RとSWELLの一番の違いはなんですか?

JIN:RとSWELLの一番の違いは、「カスタマイズ性」になります。

詳しい解説は、こちらをご覧ください。

JIN:RとSWELLの機能比較はありますか?

はい、詳しい機能の比較表は、こちらをご覧ください。

この記事が役に立ったらご紹介ください!

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